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持ち家vs賃貸について、不動産投資の観点からまとめてみた

相談

こんにちは!

管理人のコスパ大臣です。

前回は投資について自分の備忘録を兼ねてまとめましたが、今回は持ち家vs賃貸についてまとめました!

他の人に説明したいと思ったときに、こちらのページを見せればいいように分かりやすくまとめましたので、ぜひ読んでみてください!

いきなり結論!!

3,000万円の不動産を購入or賃貸で比較した場合

①不動産価格(3,000万円)に相当する、金融資産を保有している場合

 →最終的に「家」の価値が下がらなければ「持ち家の勝ち」、価値が下がれば「賃貸の勝ち」

②住宅ローン(頭金500万、固定金利1.8%、20年)を利用する場合

 →最終的に「家」の価値が約1,300万円以上残っていれば「持ち家の勝ち」、1,300万円以下になれば「賃貸の勝ち」

 

 

管理人は、基本的には賃貸の方が有利だと思っている

個人的に最も説得力があると思ったのは「持ち家が賃貸よりも本当に有利なのであれば、賃貸ビジネスを行う企業がもっと出てくるはず」です!

現在の日本の不動産ビジネスを見てみると、不動産販売や不動産仲介や管理会社は腐るほどありますが、実際に不動産を所有しているのは個人のオーナーばかりです。

本当に持ち家(不動産の所有)が賃貸よりも有利なのであれば、不動産を所有して賃貸ビジネスをしている企業が、もっと日本に多く存在するはずです。

実際に企業が賃貸ビジネスをやっている例としては、マンスリーマンションを経営しているOYOLIFEや、企業向けに社宅などを貸し出しているレオパレスなどが挙げられます。

不動産投資は一つの物件に対する投資額が大きいので、個人よりもリスク耐性が高い企業の方が向いているはずです。

しかし、現実には企業が自分で不動産を所有していることはほとんど無く、販売や仲介のみに関わったり、個人のオーナーに不動産を所有させて管理のみを請け負う企業ばかり存在します。

例えば、先ほど例として挙げたOYOLIFEを調べてみると、周りの賃貸よりも高めの賃貸料だったりします。

また、例えばレオパレスなどは、企業向けの社宅で一定の需要を確保していたのにも関わらず、違法建築をするほどコストを削らないと経営が回らなかったのだと考えられます。

これらの現状を見ると、少なくとも「持ち家の方が絶対に賃貸のほうが有利」とは言えないのではないか?と思っています。

持ち家とは不動産への投資である

住宅ローンとは、レバレッジを利用した不動産投資

多くの人にとって、住宅ローンを利用した持ち家購入は人生最大の投資となります!

一般的なリスク選好をもつ人であれば、「株式」「不動産」「預貯金」の3つを同じ比率で保有するべきですが、多くの人は住宅ローンで持ち家を購入した瞬間に、ポートフォリオが一気に不動産に偏ってしまいます。

例えば、「株式」「不動産」「預貯金」を3つ同じ比率で保有するとすると、3,000万円の不動産を購入するには、「株式」と「預貯金」もそれぞれ3,000万円ずつ保有してないといけないことになります。

しかし、現実の世界には、ほとんど「株式」も「預貯金」も持っていない人が、多額の「不動産」を所有していることがよくあります。

なぜこの様なことが起きるかというと、持ち家(不動産投資)では、住宅ローンを利用する(レバレッジをかける)のが当たり前になっているからです。

例えば、500万円の頭金で3,000万円の不動産を住宅ローンで購入したりするのが当たり前になっており、不動産では一般サラリーマンがレバレッジ5倍の投資を当たり前のようにやっているのが現状です。

不動産投資におけるリスクについて

このように、ポートフォリオを圧倒的に不動産に偏っている状態では、土地+建物の資産価値の変動が、個人の資産に大きな影響を与えることになります!

少なくともバブルの前までは土地の価格が上がり続けていたため、住宅ローン(レバレッジ)を利用して不動産投資を行い、リターンを得るのが王道の資産形成となっていたが、現在は状況が一変しています。

例えば、国土交通省が発表している「地価変動の推移」を見ると、東京圏住宅地において、平成元年〜平成30年の30年間で、半分以下の地価になっています。

そもそも日本の人口は今後減少傾向であり、土地の総量が変化しない中で人口が減っていくということは、基本的に地価は下がっていくはずであり、少なくともレバレッジを使用してまで不動産投資をするのはリスクが高いと考えられます。

もちろん、不動産によってはこれから値上がりするものもあるはずだが、素人がそれを見極めるのはとても難しい

不動産投資は、一般人にとってかなり不利な投資

日本にはレバレッジを掛けてまで不動産投資を行っている人がこれだけいるのにも関わらず、不動産投資とは、実は一般人にとってかなり不利な投資です!

そもそも、不動産投資はプロが牛耳っているゲームなので、それに素人が多少勉強したところで勝てるわけがありません。

例えば管理人はテニスが趣味ですが、テニスのプロである錦織圭選手と100回試合をしたとしても、1回も勝つことはないでしょう。

それだけ、プロと素人の間には圧倒的な実力差があります。

このように、そもそもプロと素人では全く勝負にならないのに、不動産投資はさらに素人が勝てないような仕組みになっています。

不動産投資は不完全情報ゲーム

実は、不動産は不完全情報ゲームと呼ばれる種類のゲームになります!

不完全情報ゲームとは、ゲームに参加しているプレイヤーがすべての情報に自由にアクセスすることができないゲームのことです。

不動産投資の世界は、不動産を扱っている業者が基本的にすべての情報を握っています。

彼らは、いい物件の情報が入ると、まず彼らのお得意様にその情報を流し、そこで取引が完了してしまいます。

一般人に流れてくる情報とは、それらのスクリーニングから外れた物件ということであり、一般人が本当にいい物件に巡り会える可能性は低いです。

また、不動産価格とは売り主の言い値が反映されるものなので、一般人が適正価格を正確に把握することは難しいのです。

株式投資と違い、インサイダー取引が横行しているのが不動産投資と言えるので、一般人が勝つ可能性はとても低くなっていると考えられます。

参考:株式投資は完全情報ゲーム

ここからは余談になりますが、株式投資は不動産投資と対象的に、完全情報ゲームと呼ばれています。

株式は株式市場において、常にすべての株式の情報を見ることができ、IRなど各企業の情報にもアクセスすることが可能。

また、株式は常に市場価格で販売されており、かけ離れた値段で買わされる心配はありません。

内部情報を用いた取引はインサイダー取引として法律で禁止されているため、株式投資は少なくともプロと素人である程度フェアに対決することができます。

持ち家と賃貸の比較

持ち家と賃貸の違いは、お金の支払い方法が違うだけ

「持ち家は最終的に自分の資産になるが、賃貸は家賃を払っても自分の資産にならないので、持ち家の方が有利」という理論は正しいのでしょうか?

これは一見すると正しそうに見えますが、要は例えばレンタカーをするときに、以下の2パターンの支払い方法があるというだけです

①月々のレンタル料が高い代わりに、最後まで支払いをすれば、最終的に自分のものになる

②月々のレンタル料が安い代わりに、最終的には車を返さないといけない(買い取るなら、その時点での資産価値で購入)

このように考えてみると、結局は最終的な資産価値次第で、どちらの方がお得だったか決まるということが理解できると思います。

では、実際に比較するとどのようになるのか、例を上げて比較していきたいと思います。

例えば、3,000万円の価値がある不動産を購入する場合と、賃貸をする場合で比較する

①金融資産を十分に保有している場合

例えば、ある人が3,000万円の金融資産を持ちながら、3,000万円の価値のある不動産を年150万円で賃貸しているとします。

この場合、この人は5%の利息を大家に払っているのと同じ計算となります。

例えば、その人がその3,000万円を運用して年5%以上の利益を出せるのであれば、その3,000万円で不動産を購入するよりも、賃貸しながら投資に回した方が合理的という計算になります。

※この場合、賃貸の場合は最終的に「3,000万円」が残るのに対して、持ち家の場合は「家」が残ります

※最終的に残った「家」に3,000万円以上の価値があれば「持ち家の勝ち」となり、3,000万円以下の価値しかなければ「賃貸の勝ち」となります

また、この比較を正確に行うためには、家賃以外でかかるコストやリスクについても考慮する必要があります。

ーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーー

◇持ち家の場合のコストとリスク

コスト:不動産購入時の各種手数料、毎年の固定資産税、地震/火災保険、経年劣化に伴うメンテナンス費用

リスク:災害による突発的な修繕費、近隣住民とのトラブル

◇同じように賃貸の場合のコストとリスク

コスト:初期契約時にかかる敷金、礼金、仲介手数料、2年に1回かかる更新料など

リスク:何かあった場合には、引っ越せばいいので大きなリスクはなし

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さらに、賃貸の場合は年数が立つに応じて、家賃の値下げを交渉できる可能性があったり、同じ家賃でより条件の良い物件に引っ越すことができる可能性もあります。

管理人の個人的な意見としては、20〜30年後まで値下がりしない不動産を選ぶ自信は無く、持ち家の方が保有コストもリスクも高いと考えているので、賃貸を選択するつもりです!

ここまで解説してきた通り「持ち家は自分の資産だが、賃貸は家賃を払っても自分の資産にならないので、持ち家の方が有利」と思考停止してはいけません。

このように不動産投資として考えたときに、自分にとってどちらの方がメリットがあるか、慎重に検討する必要があります。

②金融資産を十分に保有していない場合

例えば、ある人が500万円の金融資産を持ちながら、3,000万円の価値のある不動産を年150万円で賃貸しているとします。

また、住宅ローン(フラット35 固定金利1.8%)を利用すれば、頭金500万円+月12.5万円の支払いで、3,000万円の不動産を購入できるとします。

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◇賃貸の場合

月12.5万円を20年間支払いながら、頭金の500年を5%のリターンで20年間運用するとします。

500万円を5%のリターンで20年間運用すると、20年後には1,300万円となります。

◇持ち家の場合

月12.5万円を20年間支払うことによって、20年後に「家」が自分のものになります。

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この単純な2モデルで比較した場合、3,000万円で購入した不動産が20年後に1,300万円以上の価値が残っていれば「持ち家の勝ち」、1,300万円以下の価値になっていれば「賃貸の勝ち」となります!

先ほどの3,000万円金融資産を保有しているケースでは、最終的に3,000万円の資産が家に残っていないと「持ち家の勝ち」とならないのに対して、住宅ローンを利用する場合は1,300万円以上残っていれば「持ち家の勝ち」になるとの計算結果になっています。

これの大きな要因は、現在の住宅ローンの金利が圧倒的に安いことです!

今回はシュミレーションとして固定金利1.8%で計算しましたが、過去の住宅ローンの金利の推移を見ると現在はさらに金利が落ちていて約1.1%まで落ちています。

そもそも、管理人は全世界株式インデックスのリターンを年5%と考えているので、金利1.1%程度で借りれるのであれば、お金を借りたほうが圧倒的に有利だと思います!

とはいえ、前にも述べたとおり、この比較を正確に行うためには、家賃以外でかかるコストやリスクについても考慮する必要があります。

ーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーー

◇持ち家の場合のコストとリスク

コスト:不動産購入時の各種手数料、毎年の固定資産税、地震/火災保険、経年劣化に伴うメンテナンス費用

リスク:災害による突発的な修繕費、近隣住民とのトラブル

◇同じように賃貸の場合のコストとリスク

コスト:初期契約時にかかる敷金、礼金、仲介手数料、2年に1回かかる更新料など

リスク:何かあった場合には、引っ越せばいいので大きなリスクはなし

ーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーー

これらの条件を加味しながら慎重に検討し、不動産価値が落ちないような不動産を選ぶのが、最善となります!

管理人から一言

ここまで比較してきたとおり、持ち家vs賃貸を比較するには、以下の2パターンで検討する必要があります。

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①不動産価格(3,000万円)に相当する、金融資産を保有している場合

 →最終的に「家」の価値が下がらなければ「持ち家の勝ち」、価値が下がれば「賃貸の勝ち」

②住宅ローン(固定金利1.8%、20年)を利用する場合

 →最終的に「家」の価値が約1,300万円以上残っていれば「持ち家の勝ち」、1,300万円以下になれば「賃貸の勝ち」

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現在は金利が圧倒的に安い時代なので、住宅ローンを借りた場合のメリットが特に際立っています。

不動産投資は素人が簡単に勝てるゲームではないので、注意をする必要がありますが、現在の超低金利状態では賭ける価値はあると思います。

正直、管理人はそれだけ価値を保持できる不動産を選べる自信はないので、基本的には賃貸を選択するつもりです!

なぜ投資するべきなのか、何に投資するべきなのか(8,500字まとめ)

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こんにちは!

管理人のコスパ大臣です。

今回は自分の備忘録も兼ねて、投資について学んだ内容をまとめてみました。

他の人に説明したいと思ったときに、こちらのページを見せればいいように分かりやすくまとめましたので、ぜひ読んでみてください!

いきなり結論!!

一般投資家の最適解は「低コストの全世界株式のインデックスファンドを、ドルコスト平均法で長期投資する」こと

 

 

そもそもお金とは

お金は移動することに価値があり、経済は常に拡大していく

お金の仕組み

この世のお金の仕組みは、簡単に言うと以下のようなものです

 ①例えば、この世にAさんとBさんしかいないとして、Aさんが1万円を持っているとする

 ②BさんはAさんから1万円を貰うために、海から魚を取ってきてAさんに売る

 ③すると、Bさんは魚と引き換えにAさんから1万円を手に入れることができる

 ④すると、今度はAさんがBさんから1万円を貰うために、植物から服を作ってBさんに売る

 ⑤すると、今度はAさんは服と引き換えにBさんから1万円を手に入れることができる

これと同じことを数十億人の規模で毎日行っているのが、世界経済と呼ばれるものです!

お金は移動することに価値がある

ここで大事なのは、お金は移動しているだけで増減はしていないということです。

しかし、お金が移動する度に、その金額に応じた価値あるモノ(Value)が世界に生まれていくことになります。

※上の例でのBさんが海からとった1万円分の魚や、Aさんが作った1万円分の服

つまり、企業や個人がお金を使う(発注や購入をする)度に、世界にその金額分の価値あるモノ(Value)が生まれるのです!

経済は常に拡大していく

例えば、今回の頃な影響で経済が停滞したと言われているが、どんなに不況になったとしても、現代社会において個人が全くお金を使わずに生きていくことは不可能です。

(電気もガスも水道も生活に必要だし、住宅費や食料品や日用品など最低限の支出は必ず発生します)

お金が使われるということは、その金額分だけ世界に価値あるモノ(Value)は生み出され続けているわけで、経済が完全にストップすることはありえません。

さらに、どんなに不況になったとしても、これをチャンスに変えてお金を稼ごうとする企業や個人は必ず現れます。

例えば、今回のコロナ影響を考えてみても、Netflixなどの動画配信サービスや、ZOOMやTEAMSなどのリモートワーク関連に関しては需要が旺盛です。

また、コロナ関連の必需品(マスクやアルコール消毒、仕切りのビニールカーテンなど)やコロナ関連の書籍も続々と発売されています。

例年に比べて経済の成長スピードが下がることはもちろんありますが、経済の成長自体が止まることはありえません。

※本当にそんなことが起こったとすると、お金のことなんて考えてる場合ではない、ディストピア状態になっているでしょう

長期的にみれば、物価が上がり現金の価値は下がっていく

原理的には現金の価値は上がり、物価は下がるはず

上で述べた通り、お金が使われる度に、この世界にその金額分の価値あるもの(Value)が生まれることになります。

しかし、価値あるモノ(Value)は常に増えていくのに対して、お金は人々の間を移動するだけで増減することはありません。

モノの価格は需要と共有で決まるので、この世界にモノだけが増えていくとすると、現金の価値はどんどん高くなり、物価はどんどん下がっていくことになります。

しかし実際には物価は上がり、現金の価値は下がっていく

しかし、実際には時間の経過とともに物価は上昇傾向にあります。

(例えば、1968年の週刊少年ジャンプ創刊号は90円だったのに対し、2020年現在は約270円となっています )

なぜこのようなことが起こるかというと、世界中でお金を刷りまくっていることにより、現金の価値が相対的に下がっているからです。

(例えば、日本銀行だけでも2020年度で12兆5,600億円を発行予定です )

そもそも、日本銀行は「消費者物価の前年比上昇率2%」を目標にしているため、長期期に物価が上昇し、現金の価値が下がっていくのは当然のことなのです。

つまり、現金で持っていても価値は下がっていく一方なので、インフレ率に負けない資産を獲得するため、すべての人は投資をするべきなのです!

株式のインデックスファンドに投資するのが最善

投資対象は株式が最善

ジェレミー・シーゲルの「株式投資」によると、1800年から200年間1ドルを投資していた際の実質トータルリターンは以下の通りとなります。

・株式:約75万ドル

・長期債:1000ドル

・短期債:300ドル

・金:1ドル

・預金:6セント

この過去の実績から見ても、文字通り桁違いで株式のリターンが高いため、株式に投資するべきだと分かります!

株式投資には大きく分けて「個別株投資」と「投資信託」の2つがある

個別株投資とは

「個別株投資」とは、株式を発行している企業の株を買うことです。

個別株投資で最も大事になるのは「自身の銘柄選定能力」です。

この選定能力次第で、大きく利益を得ることもあれば損をする可能性もあります。

個別株のリスクとして挙げられるのが、株を購入した企業が倒産した際にその株の価値が0になることです。

このリスクの回避方法としては、有事の際に別々の値動きをする企業の株式を組み合わせて保有することです。

例えば、今回のコロナ影響で業績が下がった企業(航空関係や旅行会社)もあれば、業績が上がった企業(動画配信サービスやリモートワーク関連)もあります。

片方の株しか持っていなければ、今回のコロナ影響でかなりの被害を食らったはずだが、両方の株を持っていればリスクはかなり軽減されているはずです。

しかし、今後どのような有事の事態が発生して、どんな企業の業績が良くなり悪くなるかを予測するのは不可能です。

最大限にリスクを軽減するためには、すべての企業の株式を購入するしかないが、個人でそれをするまでの資産を用意するのはとても難しいです。

投資信託とは

投資信託とは、個別株を多数組み合わせて保有しているファンドに投資をすることです。

ファンドに投資をするということは、そのファンドが保有している株式に対して投資をすることを意味します。

そのファンドが複数の個別株を保有しているとすれば、自分がそのファンドに投資をすることにより、低価格で分散効果を得ることができることを意味しています。

また、投資信託にも大きく分けてインデックスファンドとアクティブファンドがあります

インデックスファンドとは

インデックスファンドとは、各種インデックス(指数)に対応するように資産を運用するファンドです。

各種インデックス(指数)とは、例えば日経平均株価(一部上場企業の中で日本経済新聞社が選出する225社の平均株価)です。

日経平均株価の算出方法とは、超簡単に言うと「225社の株価の合計÷225」なので、これに対応するように資産を運用するには、この225社の株をそれぞれ1株ずつ保有すれば良いことになります。

※正確に言うと、株式分割等の影響もあるため各会社ごとに保有株式は変わりますが、基本的な考え方はこんな感じです

※実際のインデックスファンドの保有株数の内訳はこちらになります

つまり、日経平均株価のインデックスファンドを保有するということは、日経平均に含まれている225社に1株ずつ分散投資をしているということになります。

これと同じだけの分散投資を個人で実現するには、一株20万円だとして225社購入のに単純計算で4,500万円必要になる。

※株によっては最低購入価格が高いものもあるし、初回の購入手数料やリバランス時の売買手数料を考慮すると、必要コストはさらに多くなります

しかし、インデックスファンドであれば最低100円から購入することができるので、手軽に分散投資をすることができます。

また、世界には色々なインデックスが存在するため、自分の好みのインデックスを選んで投資することが可能です。

(日経平均などの日本株式、S&P500などの米国株式、新興国株式、先進国株式、全世界株式など)

インデックスファンドのリターンは、市場平均リターンとなる

各企業の株価とは、全投資家の売買結果である市場価格なので、多数の企業の株価の平均であるインデックスは市場平均と呼ばれている。

また、それに対応するインデックスファンドのリターンは、対象銘柄に投資をしている全投資家の平均リターンとなります。

アクティブファンドとは

アクティブファンドとは、インデックス(市場平均)よりも高いリターンを目指して資産を運用するファンドのこと。

国内バリュー株、AI関連銘柄などテーマ別に特化したりなどして、投資銘柄を絞ることによって市場平均よりも高いリターンを目指すものです。

インデックスファンドが最善だと考える理由

個別株をおすすめしない理由

簡潔に言うと「サラリーマンの片手間投資で、投資のプロたち相手に継続的に勝てると思っていないから」です!

現在、株式投資全体の約90%を機関投資家(プロ)が占めるようになっているので、市場平均とはプロたちの中での平均と言っても過言ではありません。

市場平均のリターンでいいならインデックスファンドを購入すればいいので、個別株をわざわざやるなら市場平均以上のリターンを確保できないと意味はありません。

機関投資家(プロ)のファンドマネージャーとは、高額な給料をもらっている超エリートであり、彼らはその高い能力に加えて、一日中投資銘柄の選定に時間を費やし、世界中の様々な情報をいち早く得る手段を持っています。

そんな彼らに対して、サラリーマンが片手間投資で継続的に勝てるとは思えません。

例えば、管理人はテニスが趣味ですが、日本のトッププロである錦織選手と100回試合をしたとしても1回も勝つことはないでしょう。

なぜなら、素人とプロの間にはそれほどの圧倒的な実力差があるからです。

しかし、投資の世界では素人投資家がプロの投資家を圧倒的に上回るリターンを上げる場合があります。

なぜなら、投資はギャンブル性の高いゲームだからです。

例えば、管理人が麻雀のプロ相手に100回試合をしたとしても、1回くらいは勝てると思います。

ギャンブル性が高いゲームの場合、両者の間にいくら実力差があったとしても、運次第で逆転することができるからです。

しかし、例えばまぐれで数回勝つことができたとしても、長期的にプロに勝ち続けることは不可能です。

もちろん、自身の銘柄選定能力に圧倒的な自信がある人は個別投資をすればいいと思いますが、一般の方に個別投資をおすすめすることはありません。

アクティブファンドをおすすめしない理由

過去10年間を見ても、インデックスファンドのリターンは全米の全投資信託の80%を上回っているとの調査結果が出ています(敗者のゲームより)

なぜなら、1つのアクティブファンドが長期的に高い成績を取り続けるのは難しいからです。

これには主に3つ理由があります

①株式投資の約90%は機関投資家が占めており、その中で勝ち続けると言うことは、プロ同士の戦いの中で勝ち続けるとうこと

 →ファンドマネージャーとは、世界でも屈指の能力を持ったものが高給を求めてやってくる職業
 →彼らは、彼ら自身が優秀であるからこそ、彼ら自身の成績の平均であるインデックスに対して継続的に勝つことがとても困難になっている
 →さらに、株式投資は純粋な実力勝負ではなく、ギャンブル性の高い勝負であるため、長期で継続して勝ち続けることがより一層困難になっている

②アクティブファンドはインデックスファンドに比べて大きなハンデを負っている

 →ファンドマネージャーの高給を確保するため、アクティブファンドには高い手数料が必要になる
 ※例えば「emaxis slim国内株式(日経平均)」であれば年間手数料0.154%なのに対して、「ひふみプラス」は年間手数料1.078%
 →また、ファンドマネージャーの業績評価のため、半年〜1年間の比較的短期スパンでリターンを上げなければなりません
 ※投資の王道は「時間を味方につける」ことであり、長期投資で複利の力を利用して増やすことが大切
 ※しかし、ファンドマネージャーも所詮サラリーマンなので、半年〜1年ごとの業績評価の際に、ある程度の結果が出なければ意味がありません
 ※短期でリターンを確保するためには、ある程度値動きの激しい(リスクの高い)銘柄を選ぶ必要があり、株式の売買頻度が増えると、それに伴って売買手数料が余分にかかることになります

③本当にそのファンドマネージャーが優秀なのであれば、独立して自分で株式投資をした方がいいから

 →ファンドマネージャーのみならず金融機関に務める人間は、インサイダー取引の疑いがかけられることを懸念して個人的な投資を禁止されている場合が多いです
 →そのファンドマネージャーが本当に優秀なのであれば、サラリーマンとして給料を貰うよりも、会社をやめて個人で投資する方がよっぽど儲かります
 ※もちろん、ファンドマネージャーとして個人ではできない規模の投資をしたいと思う人はいるでしょうが…

インデックスファンドが最善だと考える理由

管理人がインデックスファンドを最善だと考える理由は、ぶっちゃけ消去法です!

もちろん、個別株投資で勝つ能力があるのであれば、個別株投資をした方が儲かります。

また、儲かるアクティブファンドを事前に見極める能力があるのであれば、アクティブファンドをやったほうが儲かるでしょう。

しかし、管理人はどちらの能力も自信もないと思っているので、インデックスファンドを利用して市場平均リターンを確保するのが最善だと考えています。

将来、もしもインデックスファンドよりもよい投資法が出てきたら、そちらに移る予定です!

低コストの全世界株式のインデックスファンドに、ドルコスト平均法で長期投資することが最善

対象とするインデックス(指数)の選び方

全世界株式のインデックスファンドが最善

対象のインデックスに少しでも迷いがあるなら、全世界株式のインデックスを選べばOKです!

そもそも、個別株やアクティブファンドの銘柄選定能力がないから、インデックスファンドを選んでいるのです。

投資対象を株式にするのは、ジェレミー・シーゲルの「株式投資」から明らかであり、株式投資のリスクを減らすのであれば、可能な限り分散投資を行うことが鉄則。

そう考えると、全世界の企業の株式を時価総額比率で保有している、全世界株式のインデックスファンドを保有することが最善だと考えています。

それでも米国株に興味がある方は

確かに、事実として過去10年程度の米国株のリターンは全世界株のリターンを上回っていました。

しかし、世界経済の情勢は常に変わるものであり、過去30年の世界の時価総額トップ10の変遷を見ると、企業も国も大きく変遷していることがわかる。

こちらの動画を見ると、初めは日本がトップを占めていた時代から、GEの時代になり、中国の台頭が始まり、最終的には米国の時代になった経緯が分かると思います

今後も米国株が強いだろうという予測に関しては、管理人も否定はしませんが、未来において何が起こるかなんて誰にも予想できません。

そもそも、現在は米国株一強の時代なので、全世界株式を購入したとしてもそのうちの50%~60%は米国株が占めています。

米国株インデックスのみであれば、米国に何かあった際に甚大な被害を被ることになりますが、全世界株を持っていれば、米国の盛衰に応じて自動的にリバランスされ、どちらにせよ恩恵を受け取ることができます。

インデックスファンドの選び方

対象となるインデックス(指数)が決まれば、次に決めるのはどのインデックスファンドに投資するかです。

ここで大事なのは「対象となるインデックス(指数)が一緒であれば、基本的にリターンは同じになる」という点です。

このような状態の中で、インデックスファンドを選ぶ基準は以下の2つになります

①低コストのインデックスファンドを選ぶこと

 →例えば、年間手数料が0.1%違うとすると、20年間の運用で最終的に2%の違いが生まれることになります
 →対象となるインデックス(指数)が同じであれば、リターンは基本的に同じなので、この手数料の差は純粋に無駄な費用となります

②純資産総額がある程度以上であり、年々増加していること

 →基本的に、ファンドは純資産総額が多いほうが安定した分散投資ができるようになります
 →また、例えば純資産総額が年々減少していたりすると、解約に伴い株式の現金化をする必要があるため売買手数料や税金の関係でもったいない状態になっています
 →同じインデックス(指数)に投資しているインデックスファンドの中で、純資産総額が多く、年々増加しているファンドを選択するようにしましょう

長期投資をするメリットについて

株式投資において、短期投資の場合のリターン幅はマイナスからプラスまで幅広いが、長期投資をすることによってリターン幅は収束することが分かっている。

ウォール街のランダム・ウォーカーによると、15年以上の長期投資ならば株式のリターン幅はプラスに収束すると研究結果が出ている。

※15年以上の長期投資では、リターンはすべてプラスになったと結果が出ている

一括投資とドルコスト平均法について

ドルコスト平均法を利用するのが最善

株価の値動きには、大きく分けて以下の4つのパターンがあります

①株価が右肩上がりに常に上がっていく→この場合は「一括投資」が最善

②株価は上下を繰り返しながら、長期的に右肩上がりに上がっていく→この場合は「一括投資」もしくは「ドルコスト平均法」が最善

③株価は上下を繰り返しながら、長期的にもとの価格に戻る→この場合は「ドルコスト平均法」が最善

④株価は上下を繰り返しながら、長期的には右肩下がりに下がっていく→この場合は投資しないことが最善

⑤株価は右肩下がりに常に下がっていく→この場合は投資しないことが最善

長期的に株価が右肩上がりとなる①②のパターンでは、一括投資が有効なのは分かると思います!

しかしここで面白いのは、結局同じ価格に戻っただけの③のパターンだとしても、ドルコスト平均法で投資をしていれば、リターンを得ることができる点です!

過去の株価の推移を見ると、②か③になることは明白なため、ドルコスト平均法を利用して投資をするのが最善です!

一括投資とドルコスト平均法で勘違いしやすいこと

例えば、20代サラリーマンである管理人が現在24万円の資金を持っているとして、これを2万円/月で株式投資をすることはドルコスト平均法です。

しかし、例えばこの24万円を一括で投資したとしても、それは一括投資とは言わないと管理人は考えています。

なぜなら、一括投資とは「将来も含めた投資可能額を一括で投資すること」だからです。

サラリーマンである管理人は、たとえ今持っている24万円を一括投資したとしても、来月にはまた新しい給料が振り込まれることが想定されます。

さらに大きなくくりで考えると、一般サラリーマンの生涯年収は1~2億円と言われており、その中の5,000万円を生涯で投資に回すことができるとします。

その5,000万円の中のたった24万円を一括投資したところで、生涯で考えればドルコスト平均法に過ぎないと考えているので、全く心配せずに投資をすれば大丈夫です。

そもそも、本当の意味で一括投資ができる人とは、例えば「相続した遺産や、会社の退職金の数千万円を一括投資する」くらいだと思っています。

※一括投資する金額に対して、今後得られる見込みの収入が圧倒的に少ない状況

このような場合は、一括投資した資産で損失を被った際に、後で取り返しがつかなくなってしまうため、慎重に投資に回すようにしましょう。

管理人ならどのように運用するか

ちなみに、参考までに管理人ならどうするか書いておきたいと思います

①普段の給料に関しては、月末に余っているお金を一括投資

 →この程度の金額であれば、今後の見込み収入で十分取り返すことができると思われるため、一括投資を実施

②ボーナスや臨時収入に関しては、万が一その後株価が下落したとしても後悔しない程度に分散投資

 →理論上は、リスク資産と非リスク資産の割合を決めて、その比率に従い一括投資することがベストだとは分かっているが、損した場合の落ち込みを軽減するため、納得できる範囲で分散投資をしようと決めている

 →例えば、100万円程度であれば3~4ヶ月に分けて分散投資を実施

管理人から一言

今まで散々書いてきましたが、結論から言うと「低コストの全世界株式のインデックスファンドに、ドルコスト平均法で長期投資をすることが最善」です!

今回の記事は、管理人が周りの人に株式投資について説明する際に参考にできるように、なるべく分かりやすく簡潔にまとめるようにしました。

私も正直専門家ではないので、間違っている部分も多数あるかもしませんが、何かあればご指摘いただければ修正するようにします。

今回の記事は、管理人が理解している分についてまとめましたが、必ずこの記事をうのみにするのではなく、自分でも調べて納得した上で、参考にしていただければと思っています!

【要点/ポイントまとめ】敗者のゲームを読んで実践していること

こんにちは!

管理人のコスパ大臣です。

今回は「敗者のゲームを読んで実践していること」について書きたいと思います!

皆さんは「敗者のゲーム」を読んだことはありますか?

この記事にたどり着いたということは、以下のような悩みを抱えているのではないでしょうか?

・敗者のゲームって聞いたことはあるけど、どんな内容が書いてあるのか気になる

・敗者のゲームを読んだんだけど、内容が難しくて要点やポイントがよく分からなかった

そんな皆様の為にこの記事を書いたので、ぜひ参考にしてみてください!

いきなり結論!!

【敗者のゲームの要件/ポイント】

①株式取引の95%は機関投資家(プロ)が占めており、その中で個人投資家(素人)が勝つことは難しい

②過去の実績として、多くのアクティブファンドがインデックスファンドを下回っている

③上げ相場でも下げ相場でも株式市場に居続けることにより、大きなリターンを得ることができる

④株式のリターンは、10〜20年の長期でみるとプラスに収束していく

【管理人の実践しているポイント】

①個別株投資やアクティブ投資ではなく、手数料の安いインデックスファンドを長期投資する

②株価が暴落しても狼狽売りはせずに、淡々と積立を続ける

 

 

敗者のゲームの要点/ポイントまとめ

1. 株式取引の95%は機関投資家(プロ)が占めており、その中で個人投資家(素人)が勝つことは難しい

スライス

株式取引の95%をプロが占めている以上、素人が継続的に勝つことは無理だと思っています。

株式取引の95%を占めているプロの機関投資家たちは、その高給に見合うスペックを持ち、独自のネットワークを駆使して情報を集めながら、一日中株式投資のことを考えています。

そんなプロに対して、仕事後の時間しか使えないサラリーマン投資家が小手先で勝てるとは思えません。

しかし、実際にはめちゃくちゃ勝って儲けている個人投資家もいます。

なぜこのようなことが起こるかというと「株式投資はギャンブル性が高いゲーム」だからです!

例えば、管理人は趣味でテニスと麻雀をよくやっています。

テニスはギャンブル性が低く、実力がものをいうゲームなので、管理人が日本No.1の錦織選手と100回試合をしたとしても、1回も勝つことはできないでしょう。

しかし、麻雀であればギャンブル性の高いゲームなので、日本No.1のプロ相手でも100回に1回くらい大勝ちできる可能性があります。

極論を言えば、天和を連続で上がり続ければ実力など関係なく勝つことができます(笑)

株式投資も麻雀と同じでギャンブル性の高いゲームなので、購入した株が一発当たれば、莫大なお金を稼ぐことができます。

しかし、まぐれで数回プロに勝つことができたとしても、長期的にプロに勝ちつづけることは、正直無理だと思っています。

なので、管理人は個別投資は割に合わないと思っています。

2. 過去の実績として、多くのアクティブファンドがインデックスファンドを下回っている

スライド

過去の実績として、多くのアクティブファンドがインデックスファンドの成績を下回っています!

株式取引の95%を機関投資家が占めている今、彼らの成績の平均こそがインデックスファンドの成績となります。

平均点と聞くとそんなに良くないように感じるかもしれませんが、過去20年間の実績でみると約8割のアクティブファンドのマネジャーが市場平均に負けています。

なぜこんなことが起こるかというと「毎年の投資成績のブレ」と「高額な信託報酬」と「株式の売買手数料」が挙げられます。

2.1 毎年の投資成績のブレ

ローソク

インデックスファンドは、投資成績に関して毎年必ず平均点を取ります!

株式投資はギャンブル性の高いゲームなので、毎年の投資成績には必ずブレが出ます。

また、株式取引の95%は機関投資家(プロ)によるものなので、彼らは他のプロたちと競いながら、その中で成績を出さなければいけません。

機関投資家(プロ)は彼ら自身が優秀であるからこそ、彼らの中で平均点以上を取り続けることはとても難しいのです。

2.2 高額な信託報酬

札束の入った封筒のイラスト

アクティブファンドは、インデックスファンドに比べて高額な手数料を必要とします!

アクティブファンドのマネージャーたちには、彼らのスペックに見合う高給が必要になるため、信託報酬として多額の手数料を回収する必要があります。

例えば、数年前に一世を風靡したアクティブファンド「ひふみ投信」の信託報酬は0.98%でした。

それに比べて、業界最安値と呼び声が高いインデックスファンド「emaxis slimシリーズ(S&P500)」は0.096%です。

手数料で1%差があるということは、アクティブファンドのマネージャーは市場平均を1%上回った状態で、やっとインデックスファンドと同等ということになります。

2.2 高額な売買手数料

お金を支払う人のイラスト(男性)

アクティブファンドの方が、インデックスファンドに比べて年間の株式の売買回数が増える傾向にあります!

アクティブファンドのマネージャーはサラリーマンなので、1年ごとに投資成績を評価されます。

「4. 株式のリターンは、10〜20年の長期でみるとプラスに収束していく」で詳細に説明しますが、株式は1年などの短期間ではリスクが高く、10〜20年の長期でみると期待リターンはプラスに収束していく性質があるので、長期で保有することが王道になります。

しかし、アクティブファンドのマネージャーは1年ごとに自分の実績を示す必要があるので、比較的短期間での利益を求め、利確と損切りを繰り返します。

短期での株式売買はとてもリスクが高いため、安定して成績を残し続けるのはとても難しいです。

とはいえ、彼らのミッションは「市場平均を上回ること」なので、長期保有をして市場平均と同程度のリターンしか得られないのであれば彼らが存在する意味がありません。

投資会社としても彼らに給料を払うのは無駄ですし、投資家からみても高額な信託報酬分損するだけだからです。

また、短期で売買を繰り返すと言うことは、株式売買の手数料もそれに応じてかさんでいくことを意味しています。

これらの「アクティブファンド手数料」と「株式売買の手数料」を考慮すると、アクティブファンドのマネージャーは市場平均に対して約1〜2%のハンデを背負いながら戦っていることになります。

これらの理由から、長期的にみて多数のアクティブファンドが市場平均に負けてしまっているのです・・・

3. 上げ相場でも下げ相場でも株式市場に居続けることにより、大きなリターンを得ることができる

スライド3

上げ相場でも下げ相場でも株式市場に居続けることにより、大きなリターンを得ることができます!

本書で述べられている通り、株式は過去75年間で年平均11%のリターンをもたらしました。

しかし、本書でも書いてある通り単年で11%のリターンをもたらしたのは、75年の間で4年間しかありません。

さらに、その75年の間には「第一次世界大戦」「第二次世界大戦」「リーマンショック」での暴落が発生し、単年でのリターンが大幅なマイナスになったこともありました。

このマイナスに耐えられず、狼狽売りをしてしまった投資家は、この平均11%という莫大なリターンを得ることはできませんでした。

株式投資では、上げ相場に乗っているだけでは大きなリターンを得ることはできません。

下げ相場で安くなっているときに多くの数量を購入し、それが後に値上がりすることにより、大きなリターンを得ることができます。

4. 株式のリターンは、10〜20年の長期でみるとプラスに収束していく

スライド4

株式投資のリターンは、10〜20年の長期でみるとプラスに収束していきます!

上で引用しているように、株式投資の平均リターンは「1年で最高53.4%、最悪37.3%」ですが「10年では5%〜10%」となります。

株式投資は短期ではリスクが大きいですが、長期的に見ればプラスのリターンに収束するので、長期保有が王道となります。

敗者のゲームを読んで、管理人が実践していること

①個別株投資やアクティブ投資ではなく、手数料の安いインデックスファンドを長期投資する

積立

管理人はこの本を読んで「手数料の安いインデックスファンドを長期投資する」ことを選択しました! 

今まで散々この記事で述べてきたように、素人のサラリーマン投資家がプロのファンドマネージャー相手に長期的に勝ちつづけることは無理だと思っています。

さらに、プロのファンドマネージャーがやっているアクティブファンドの約8割がインデックスファンドの成績に負けています。

これらを考慮すると、素人サラリーマン投資家である管理人は「手数料の安いインデックスファンドを長期投資」が最善だと考えています。

もちろん、努力と才能があれば市場平均を上回ることも可能だと思っていますが、その労力に見合うほどのコスパはないと思っています。

ただ積立設定をするだけで、世の中のファンドのプロたちの平均点を獲得できるのであれば、管理人はインデックスファンドの長期投資を選択します!

②株価が暴落しても狼狽売りはせずに、淡々と積立を続ける

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株式投資では、長期的に淡々と積立を続けることが一番大切です!

株式投資のリターンは長期的にみればプラスに収束すると、歴史が証明してます。

これまで世界は様々な困難(第一次世界大戦/第二次世界大戦/リーマンショック)が起こりましたが、必ず乗り越え成長をしてきました。

敗者のゲームで述べられている通り、株価は短期でみれば下がる場合もあります。

しかし、10〜20年の長期で見れば、株価は高い確率で値上がりしており、下がったときに狼狽売りをするのはもったいないです。

また、別の記事で書きましたが、人間が経済活動を続ける限り、必ず経済は成長を続けます。

管理人はこれからも経済の成長を信じて、長期投資を続けていきます。

管理人から一言

家計簿

「敗者のゲーム」の内容は、本当に管理人の投資人生の根幹になりました!

正直、インデックス投資をしていると、積立設定さえ終わればやることないので暇なんです・・・

個別投資に手を出そうかと思った時期もありましたが、この本を読んで考え方が変わりました(笑)

投資のプロである機関投資家の大多数がインデックスファンドのリターンに負けているのに、素人のサラリーマン投資家である管理人が勝てるわけありませんからね・・・

もしも、めちゃくちゃ努力をして運が良くて何回か勝つことができたとしても、長年に渡って勝ち続けることは無理だと思っています。

今後も手数料の安いインデックスファンドに長期投資をしながら、入金力を高めて経済的自立を目指していきます!

最後に

この本から管理人が学んだ重要なエッセンスはこの記事にまとめましたが、原著にはまだまだ有益な情報がたくさん載っています!

「インデックスファンドとETFの違い/メリット/デメリット」「株式投資におけるリスクの話」「リスク回避のためのポートフォリオ理論」

ぜひ原著を読んでみてください!

【貯金のみは逆にリスク】全ての人が長期投資をするべき理由

こんにちは!

管理人のコスパ大臣です。

今回は「全ての人が長期投資をするべき理由」について書きたいと思います!

皆さんは貯金だけではなく、将来を見据えて長期投資を実施していますか?

この記事にたどり着いたということは、以下のような悩みを抱えているのではないでしょうか?

・投資に興味はあるんだけど、リスクもありそうだし怖いなー

・投資に対してアレルギーを持っているパートナーを説得したい

そんな皆様の後押しをするためこの記事を書いたので、ぜひ参考にしてみてください!

いきなり結論!!

・(長期的に)現金の価値は下がるので、貯金のみだと資産価値は減少していく

・(長期的に)経済は右肩上がりに成長するので、投資をすれば資産価値は増大していく

 

 

(長期的に)現金の価値は減少していく

根拠①40年前と比べて初任給と物価は上昇している

根拠1

皆さんあまり実感ないかもですが、40年前と比べると初任給や物価は確実に上がっています

初任給は40年で約1.8倍

人事院が発表している「国家公務員の初任給の変遷」をみると、40年で国家公務員の初任給は約1.8倍になっています。

1980年(=昭和55年):約10万円(大卒)

2019年(=平成31年):約18万円(大卒)

物価指数は30年で約1.36倍

日本銀行の「昭和40年の1万円を、今のお金に換算するとどの位になりますか?」を参照すると、物価指数は40年で1.36倍になっています。

1980年(=昭和55年):74.5

2019年(=平成31年):101.8

根拠②初任給や物価が上昇=現金の価値が減少している

根拠2

初任給や物価の上昇=現金の価値が下がっていることを示しています

例えば初任給で考えると、1980年に10万円で送っていた生活が、2019年では約18万円ないと送れないことを表しています。

また、物価の方はわかりやすく、例えば物価が40年で1.36倍になったということは、現金の価値は約75%になったということになります。

身近な例で見ても、自動販売機の500mlのペットボトルが140円→160円とどんどん値上がりしていますよね…

ここ数年間だけ見ても、現金の価値は確実に減少していることがわかると思います。

根拠③そもそも日銀が年2%の物価上昇を目標にしている

根拠3

そもそも、これらの物価上昇は日銀が意図して引き起こしています!

日本銀行の黒田総裁は以下のように述べています。

・物価が上がらないデフレの状況こそが日本経済にとって良くない状況

・物価の安定を目的として、2%の物価上昇を目指している

※詳しくは日銀のこちらの記事を参照ください

日本の経済を担っている日銀が物価上昇を目標にしているので、今後も物価上昇=現金価値の減少は続いていくでしょう。

根拠④さらに長期の200年で見ると、現金価値は94%も減少している

シーゲル教授グラフ

こちらは投資界隈では超有名な「ジェレミー・シーゲル『株式投資 第4版』」から抜粋したグラフです。

このグラフは米国のものですが、1801年から2001年までの200年で現金価値は1ドル→6セントまで減少しています。

1801年に1ドルを預金して、現在1ドルとして引き出したら、当時の6セント分の物しか買えないことを示しています。

この実績からも、長期的に考えると貯金のみは逆にリスクだということが理解してもらえると思います!

(長期的に)経済は右肩上がりに成長する

根拠①お金は使われれば使われるほど経済が拡大する

根拠1

例えば、この地球上にAさんとBさんの2人しかいないとします。

Aさんが1万円を持っていて、Bさんがそれを欲しいと思っています。

BさんはAさんから1万円を得るために、Bさんは「家」を作ってAさんに売りました。

これにより、Bさんが1万円を獲得し、1万円の価値がある「家」がこの地球上に誕生しました。

今度はBさんが持っている1万円を手に入れるために、Aさんは船を作ってBさんに売りました。

これによりAさんが1万円を獲得し、1万円の価値がある「家」と「船」がこの地球上に誕生しました。

つまり、お金は使われれば使われるほど、この地球上にその分の価値が増えていくという性質があります。

これを世界規模で毎日行っている結果が「経済」です。

確かに不況になると経済は停滞しますが、現代社会では全くお金を使わずに生きていくことはできません。

さらに、どんなに不況の状態でも企業活動が完全に止まることはなく、受注と発注を繰り返しながらお金が使われています。

長期的に見れば、経済は必ず拡大していくのです。

根拠②長期の200年でみると、経済は圧倒的に成長している

シーゲル教授グラフ

またまた「ジェレミー・シーゲル『株式投資 第4版』」から抜粋したグラフです。

現金の価値は200年間で94%減少しましたが、その間に米国株式は75万5163倍になっています!

1801年からの200年間では「第一次世界大戦」「第二次世界大戦」「リーマンショック」など様々な困難が起こりました。

それらの困難を全て乗り越えて、株式は75万倍もの成長を遂げてきました。

近年ではコロナショックも起こりましたが、世界の人々の努力により、ほぼ以前の水準まで戻ってきています。

今後も人々が生きている限り、必ず経済は拡大していくでしょう。

管理人から一言

まとめ

この記事で述べてきた通り、長期的に見れば「現金は価値が減少」し「投資をすれば価値が増大」します!

物価の上昇は緩やかなので意識しないと感じませんが、自動販売機の500mlペットボトルの値段を見ると、140円→160円と確実に上がってきています。

また、管理人自身もインデックスファンドへの投資により、資産価値の増大を肌で感じています。

今後、管理人の長期投資の結果をこのブログを通して発信していくので、ぜひ参考にしていただければありがたいです!

Auto Sleepの新機能「スマートアラーム」をかける方法を紹介します!

Auto Sleep

こんにちは!

管理人のコスパ大臣です。

今回はAuto Sleepの新機能「スマートアラーム」をかける方法を紹介します!

Auto Sleepが5/28にアップデートされ、スマートアラームの機能が追加されました!

管理人も早速これを使いたかったのですが、なぜか設定できずに困りました…

管理人のような被害者を出さないためにも、今回やり方を解説するのでぜひ参考にしてみてください!

いきなり結論!!

Auto Sleepの新機能「スマートアラーム」を利用するには

①WatchOS 6以降へのアップデートが必要

②インフォグラフモジュラーのコンプリケーションに登録

 

 

Auto Sleepの新機能「スマートアラーム」とは

スマートアラーム

Auto Sleepの新機能「スマートアラーム」とは、眠りが浅い時に起こしてくれる機能です!

今までiPhoneアプリの「Sleep Cycle」とかでは、眠りが浅い時に起こしてくれる機能はありました。

しかし、寝る時に枕の横にiPhoneを置いて置かなければならず、なんか電波の影響もありそうだし、管理人は正直敬遠してしまっていました…

しかし、今回ついにApple WatchのAuto Sleepでこの機能を実現してくれました!

管理人はいつも寝る時にAuto Sleepで睡眠トラッキングをしていたので、本当に待ち望んでいた機能でした!

なぜかスマートアラームがかけられない

アクセス権がない

そんな管理人待望のスマートアラームでしたが、なぜかアラームをかけられませんでした…

スマートアラームをかけようとすると、Apple Watchに上の画像のような表示が出てしまいます。

しかも、「バックグラウンドを有効」を押してもアラームがかからないのです…

何度試しても結果は一緒で、どうすればいいのか全くわからず本当に困りました…(笑)

とりあえずiPhoneとApple WatchのOSをアップデートした

OSアップデート

Auto SleepのApple Storeの説明を見ると「WatchOS 6以降が必要」と書かれていました!

Apple WatchのOSを確認すると「WatchOS 6.2.1」になっていたので問題ないはずなのですが、一応iPhoneとApple WatchのOSをアップデートしました。

約1時間ほどかかりアップデートが終わり試してみましたが、それでもダメでした…

インフォグラフモジュラーへの登録がキーだった

Auto Sleep

結論から言うと、インフォグラフモジュラーにAuto Sleepを登録するのがキーだったようです!

管理人がスマートアラームを使えなくて困ってた時、Apple StoreのAuto Sleepのページを見ていると、インフォグラフモジュラーに登録してる画像がありました。

なんとなくインフォグラフモジュラーでAuto Sleepを登録すると、急にスマートアラームをかけられるようになりました(笑)

もしかしたら他の方法もあるのかもしれませが、管理人はこれで満足しているので大丈夫です。

管理人から一言

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実は、今日始めてスマートアラームが使えるようになったので、実際いいかどうかは分かりません!(笑)

今日の夜使ってみて、明日以降にスマートアラームのレビューについて追記して投稿しますね!

「スマートアラーム」に興味がある方は、ぜひ楽しみにしていてください!

「となりの億万長者」を読んで学んだこと

となりの億万長者

こんにちは!

管理人のコスパ大臣です。

今回は「となりの億万長者」を読んで学んだことをまとめます!

結論から言うと、この本は私の人生を変えたと言っても過言ではない本です。

金持ちは私達が想像しているよりも遥かに質素な生活をしており、だからこそ彼らは金持ちでいることができます。

20代前半でこの本に出会えたことによって、それからのお金の使い方が全く変わりました。

資産形成するにあたって、支出管理は本当に大事な要素なので、みなさんもぜひ参考にしてみてください!

いきなり結論!!

①金持ちは私達が想像しているよりも遥かに質素な生活をしている

②その人が金持ちかどうか見極めるには「期待資産額」を基準にする

 ※期待資産額 = 年間所得 × 年齢 ÷ 10

③課税対象になる現金所得を減らし、含み益を最大にすることにより資産を効率よく築く

④子供がお金の正しい使い方を学ぶまで、親が金持ちだと気づかれてはいけない

 

 

①金持ちは私達が想像しているよりも遥かに質素な生活をしている

著書からの引用

彼らは、収入よりはるかに低い支出で生活する

学んだこと

いくらお金を稼いでも、それを全て消費してたら一生金持ちにはなれない

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考えると当たり前なのですが、この本を読んでから強く意識するようになりました!

管理人も時々「もっと年収高かったらお金貯まるのに…」と思ってしまうのですが、そのままでは一生お金は貯まりません。

なぜなら、人は収入が増えればそれに応じて支出も増やしてしまう傾向があるからです

身近な例でいうと、バイト代のみの大学時代より、社会人になってからの方が月の支出は増えていると思います。

もっと規模を大きくすると、宝くじで一生働く必要のない程のお金を手に入れた人が、数年で破産してしまう例と同じです。

「支出管理」はお金持ちになるための必須項目なので、管理人もきちんと勉強したいと思っています!

②その人が金持ちかどうか見極めるには「期待資産額」を基準にする

著書からの引用

収入の多い年輩者は収入の低い若者よりも資産があってしかるべきだ

学んだこと

その人が金持ちかどうか見極めるには「期待資産額」を基準にする

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期待資産額は「期待資産額 = 年間所得 × 年齢 ÷ 10」の式で計算できます!

高収入の人が低収入の人よりも資産を持っているのは当たり前であり、期待資産額に満たない場合は、同所得帯の中でその人は浪費家だということが分かります。

その人が浪費家である限り、いくらその人が高収入だとしても、何かの理由で収入が途絶えた時に一気に破産への道を歩む事になります

逆に言えば、もし低収入だとしても、倹約に努めて期待資産額以上の資産を築くことができれば、その人は同所得内の中で金持ちだと言うことができます!

お金持ちの基準で大事なのは「収入が無くなった時に、どの程度の期間生き延びられるか?」

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お金持ちの基準で大事なのは「収入が無くなった時にどの程度の期間生き延びられるか?」だと思っています!

例えば、たとえ1億円の資産を持っていたとしても、年間2,000万円浪費してしまう人であればたった5年間しかもたないことになります。

逆に資産が3,000万円でも、年間支出が300万円の人なら約10年間生き延びる事ができます。

管理人が目指しているのは「資産からの収入>年間支出」(経済的自立)の状態であり、これを達成すれば、資産からの収入だけで無限に生き延びられる計算になります!

③課税対象になる現金所得を減らし、含み益を最大にすることにより資産を効率よく築く

著書からの引用

資産を築くには、課税対象となる現金所得を最小限におさえ、含み益(現金を伴わない資産価値増加)を最大限にすべきである。

学んだこと

効率よく資産を築くためには、資産の含み益を最大化することが大切

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資産を築くのに障害になるのが「所得税」だとこの本では書かれています!

所得税を減らす為におすすめされているのは「現金所得ではなく、資産の含み益を最大化すること」です!

日本では累進課税制度が導入されているので、現金所得の額に応じて最大45%まで所得税が上昇します。

それに比べて、資産の含み益は利益確定するまで税金がかかりません。

つまり、所得税分のお金を得しながら資産を形成することが可能になります。

しかも、株式で利益が出た場合の所得税は一律20%であり、それ以上増えることはありません。

同じ金額を稼ぐのであれば、現金所得を増やすよりも、資産の含み益を増やしたほうが圧倒的に効率的になります!

④子供がお金の正しい使い方を学ぶまで、親が金持ちだと気づかれてはいけない

著書からの引用

どんなに金があろうと、子供には倹約とけじめを教えること

学んだこと

子供がお金の正しい使い方を学ぶまで、親が金持ちだと気づかれてはいけない

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親が贅沢をしているのを見ると、子供は必ずそれが当たり前だと思い込みます

そのような状態では、子供のマネーリテラシーが成長することはありません。

マネーリテラシーが低い状態で親が経済的支援をしたり、多額の遺産を残したりすると子供は逆に不幸になる場合もあります。

※ちなみに、子供へのマネーリテラシーの教育は「@Investor__girl」さんの投稿が参考になると思っています

管理人も自分の子供ができた際には、必ずマネーリテラシーの教育をきちんと実施するつもりです!

管理人から一言

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私はこの「となりの億万長者」を読んでとても大きな衝撃を受けました!

私が今までイメージしていたお金持ちは「タワーマンションに住み、外車を乗り回す」というテレビでよく紹介されるものでした。

しかしこの本を読んで、今までイメージしていたお金持ち = ただの浪費家ということがよく分かりました。

よく考えてみれば当たり前なのですが、どんなにお金を稼いでいたとしてもその分使っていれば、一生お金が貯まることはありません。

正直、倹約は地味ですし全く楽しくもありません。

しかし、今の自分よりも遥かにお金持ちの人々がこのような質素な生活を送っていると知り、自分の支出も見直さなければと考えています。

支出を見直すことは、確実に資産形成にプラスの効果があるため、皆さんもぜひ試してみてください!

【2020年2月末】経済的自立(FIRE)の達成状況

FIまでの時間

こんにちは!

管理人のコスパ大臣です。

今回は、毎月恒例(予定)のアーリーリタイア/経済的自立の達成状況についてです!

※今回の投稿が初回です(笑)

アーリーリタイア/経済的自立を達成するための一番の秘訣は「若いうちにどれだけの資産を作ることができるか?」にかかっています。

Nサラリーマン入社3年目の管理人が、現在のリアルな達成状況を公開していくので、アーリーリタイア/経済的自立を目指している方はぜひ参考にしてみてください!

 

2020年2月時点でのアーリーリタイア/経済的自立の達成状況

達成状況

アーリーリタイア/経済的自立達成予定:2040年5月(20年3ヶ月後)

資産総額:160万円

不労所得/月:5,300円

達成状況についてのコメント

上の表の計算結果によると、管理人が経済的自立を達成するのは「20年と3ヶ月後」とのことです!

※上の表は「Mad FientistのFI Laboratory」を使用して算出したものです

まだまだ遠い道のりになりますが、いつか必ず経済的自立を達成すると心に誓っているため、コツコツと資産を増やしていきたいと思っています!

コスパ大臣のアセットアロケーション

アセットアロケーション

資産総額:160万円

 ー 米国株:66万(約41%)

 ー 先進国株:46万円(約29%)

 ー その他(日本国債など):48万円(約30%)

アセットロケーションについてのコメント

管理人は現在25歳と比較的若いので、ある程度リスクを取って投資をする方向で考えています!

理想の比率としては「米国株:先進国株:その他」で「40%:40%:20%」程度を考えているため、今後はとりあえず先進国株を中心に買い増ししていきたいと思っています。

手取り収入/投資金額

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手取り収入:月24万円

投資:月10万円(ボーナスからの補填も含む)

手取り収入/投資金額についてのコメント

管理人はしがないNサラリーマン(3年目)なので、手取りも24万と特に多いわけでもありません…

しかし、なるべく支出を削るようにして、月10万円は投資にあてるように努力しています。

これから年収が上がっていけば、その上がった分をそのまま投資に回すようにし、一気に資産形成のスピードを上げたいと思っています!

今月の特記事項

これから資産状況を毎月報告します

バブル経済

自分の経済的自立の達成状況を記録するために、これから毎月資産状況を報告することにしました!

今までも積立NISAは最大枠まで利用するなど、一般の方程度には投資をしていたのですが、本気で取り組むまではしていませんでした・・・

しかし、「FIRE 最速で経済的自立を実現する方法」を読んでから認識が一気に変わりました!

若いうちにどれだけの資産を築くことができるか(支出を最低限にし、なるべく投資に回す)が、アーリーリタイア/経済的自立への最短のルートだと知り、本気で達成してやろうと思っています。

少子高齢化に伴う年金財源の枯渇により、政府も「企業への定年の引き上げを要請」など、人生の中で働かなくてはならない期間がどんどん増える傾向になっています。

しかし、管理人は貴重な人生の時間を会社のオフィスで浪費していくなんて絶対に嫌だと思っています。

管理人の現在の目標は「遅くとも50歳までにはアーリーリタイア/経済的自立と達成し、真の意味で自分の人生を自由に生きること」です。

これから毎月資産状況を報告するつもりですが、右肩上がりで達成に近づいていくはずですので、皆様ぜひ期待していてください!

コロナウイルスの影響で世界的に株安へ

コロナウイルス

2020年2月は、コロナウイルスの影響で世界的に一気に株安になりましたね…

2019年は米国株が絶好調だったため、新卒から積み立てた分の評価損益は約+11%でしたが、コロナの影響で+5%まで落ち込んでしまいました…

資産も175万円→160万円まで一気に下がった状態で今月の資産状況の報告をしているので、少し悲しい気分です…

しかし考え方を変えれば、株価の一時的な暴落は「バーゲンセール状態」とも言えることができます。

※特に今回はコロナウイルスの影響であり、この落ち込みも一過性のものだと思っています

実は、管理人も5万円ほど今回のバーゲンセールの間に「楽天・全世界株式インデックス・ファンド」を追加購入しました!

バーゲンセールで購入した5万円分は、今後必ず大きな推進力になると思っています!

結果が出るのは数年後かもしれませんが、「経済は長期的に見れば必ず拡大していく」を信じて、これからも投資に励みたいと思っています!

管理人から一言

体育教師

管理人の目標は、上にも書きましたが「最低でも50歳までにアーリーリタイア/経済的自立」をすることです!

今回が達成状況の報告の最初の投稿ですが、これから資産は右肩上がりで増えていく予定になっています。

もちろん、このサイトでは管理人の資産状況の報告だけではなく、管理人が日々感じた思いや経済的自立達成の為の実体験に基づくアドバイスを記載していく予定です。

このサイトを見られているということは、アーリーリタイア/経済的自立に興味があるということだと思うので、ぜひこのサイトを参考にしていただき、一緒にアーリーリタイア/経済的自立を達成しましょう!